『夢見月夜曲』は日高千湖のオリジナルBL小説ブログです。

あまりてなどか人の恋しき・40

★今回18歳未満閲覧禁止です。年齢に達しない方、ご不快に思われる方は回れ右でお願いします!




 大貴をうつ伏せにして背中にキスすると、大貴は「はあっ」と、艶のある声で吐息を零した。

「大貴の背中、綺麗だ。幼稚園の時にさ、なぜか大貴が泣いてて。俺がよしよししたら泣き止んでさ、にっこり笑って『あきちゃん大好き。大きくなったら僕のお嫁さんにしてあげるね』って、言ったんだよ、覚えてる?」

「覚えて・・・ない」

返事も途切れて、息が上がっている。聞いているのかいないのか、ボーッとして目の焦点も定まらない。

「すごく嬉しくて『大ちゃんが僕のお嫁さんになってよ』って・・・。そしたら『いいよ』って、笑った。本物の天使がいた、と思った。病院の隣の教会の天使像より、百倍可愛かったんだ」

話しながら、俺は手を止めない。大貴の羽がある肩甲骨をなぞり唇を落とす。大貴は背中を撫でる指の動きに合わせたように、身体を震わせた。

「ここに羽があると思った。絶対見てやろうって。でも、プールで見たら無くてさ・・・」

「がっかりした?」

「そう。だけど、これは俺だけの天使だから、誰もいない場所じゃないと羽は見せてくれないんだって・・・」

「羽なんて、ないよ?」

「あるよ、俺だけの羽が・・・ここ」

ツツッと、指で羽の生えた場所を撫でてやる。大貴は仰け反りながら「ああっ・・んっ」と声を上げる、その声が艶かしくて、俺の五感の全てを刺激する。

「でも、もう飛べないけどね。俺が鎖で縛るから」

この瞬間から、俺は俺だけに見える天使の羽を縛る鎖になる。


 大貴の背中から徐々に唇を降下させ、大貴のぷりんとしたお尻の丸みを堪能した。撫で回しその瑞々しい肌触りを愉しみ、舌を這わせて大貴の慎ましやかな後孔に触れた。

「はああ・・・あんっ」

「可愛い、大貴、もっと声聞かせて」

「やだっ!」

後孔をクルクルと指でなぞりながら刺激を与え、舌を這わせた。

「いやっ!」

「大丈夫、力抜いて・・・全て預けて、ね?」

「うん」

「大貴、指入れるよ」

大貴は微かに頷き、シーツを握り締めて俺の指の侵入を許してくれる。少しずつ指を入れていくと、大貴の身体に緊張が走る。やはり、受け入れるには大きな決心と小さな勇気が必要だな。

そして、大いなる好奇心だ。

「力、抜ける?」

それには速攻で「無理」と答える大貴。

苦笑いと共に、一旦指を抜き大貴を仰向けて大好きの証のキスをする。

身体中に愛撫を施しながら少しでも楽なようにと、どこかで聞いた豆知識を思い出す。腰の下に枕を入れて、何度も唇を合わせて俺の好きを送り込んだ。

徐々に大貴の身体から力が抜けて、その後はすんなりと指を受け入れてくれた。ゆっくりと一本ずつ指を増やしていき、抜き差しを繰り返した。

「大丈夫、だから。続けていい?」

「うん」

時々、抜き差しの合間に大貴の反応が大きく変化する場所がある。豆知識その2は、噂の前立腺だった。俺も初めての事で、大貴の中を探りながら進み、身体がひくつく場所をしつこく弄る。そうすると大貴の身体は大きく跳ねた。

「ああっ、やあだ、そこ、触る、なっ」

「ここ、感じる?」

「いやあ、彰彦、も、やだ、ああっ、んっ」

「可愛い、大貴」

「やだ、もっ、無理っ、やっ」

「イれていい?欲しい?」

そう聞くとぶんぶんと首を縦に振る。

「も、イれて、彰彦」と、妖艶な天使が誘った。

俺の限界を迎えた熱いモノを大貴の後ろにあてると、大貴の喘ぎ声はますます艶を増し「彰彦、彰彦」と、熱病患者のように繰り返した。

先端を埋め込み、じりじりと俺自身を進めていく。大貴の指が背中に食い込む。全てを大貴の中に己を埋め込み、俺は今この世が崩壊しても構わないと思う。

なんて熱くて、なんて気持ちがいいんだココは!

もう、我慢できなくて、腰を動かし始めた俺は、初めての大貴に気遣う余裕もない。俺たちはお互いに求め合い、足を絡め、一つに解け合って快感に酔い続けた。

「あ、あ、あっ、彰彦!彰彦!ああっ!」

「大貴!」


もう、限界!

大貴の中に自分のDNAの塊りを叩きつけるべく、大きく腰を動かしながら頂点に向かっていく。激しく動きながら、大貴を抱き締める。

「俺だけの大貴!好きだ!」

飽くことなく俺を誘う大貴の身体を気遣う余裕はなくて、一度放出しても俺のモノはすぐに復活した。

 何度目かに大貴はグッタリと力が抜けたようになった。大貴は嗄れた声で俺を拒否した。

「もう、触るなよ」

その嫌悪感に満ちた瞳でさえもが、甘い誘惑に思えてくるのは俺だけだったらしい。


「水!」

「はい、はい」

「『はい』は一回だ。さっさと、水!」

嗄れた声が情事の激しさを物語っていた。思い出し笑いをして、俺は太股をバシッと叩かれる。

「いっ、痛いなあ・・・」

「俺は、人に言えないようなところが、ひじょーーーーーに痛いです!水!」

「それって、どこ?」って、質問は控えた。

ヘソを曲げられては一大事だ。大貴に水を渡し、バスルームへ向かった。お湯を張り、展望バスからの眺めを堪能させてやろう。そうすれば、きっと喜ぶぞ。

ベッドに戻ると、大貴が半身を起こして口の端から水をダラダラと零しながら飲んでいる。その姿が可愛らしくて、俺は思わず抱き締めた。

大貴はジタバタと暴れた。

「触るな!もう、お前とは絶交だ」

絶交だと言いながら、大貴は顔を赤くしている。これから俺は、何度絶交宣言を受ける事だろう。そう考えながら、大貴の背中と膝裏に腕を回し抱き上げようとした。

「なにするんだよ!下ろせ!」

「だって、ベッドは汚れてるし、身体も気持ち悪いだろ?ベタベタで」

「下ろせ!自分で歩く!」

笑いながらベッドに座らせたが、大貴の様子がおかしい。どうやら、足に力が入らないようだった。

「歩けないんだろ?」

腕を出すと、プイッと横を向く。大貴は顔を真っ赤にしながら「抱っこ!」と、命を下した。笑いを噛み殺して、お姫さまを恭しくバスにご案内し、湯船に浸けた。

*****

ご訪問ありがとうございます!ごゆっくりお過ごしくださいませ!

暴れん坊の大ちゃんは簡単には大人しくはなりませんね(笑)

あと一話~~♪やったーーー!!番外編は本編よりもマシなはず!もっとペースが上がるかと思われます(笑)

投票所の様子を覗いてきました。皆さん、投票ありがとうございます!!ここを読んでおられない方もおられるとは思いますが、ちょっと書かせてね♪

輝也&圭介と山下店長の差が約20票。アキちゃんへの清くない黒い一票が動きますかね?(笑)武村が意外と健闘していますが、彼氏が出来るかしら?武村はじっくりと感情を広げていかないと、この子固まりそうですからね。

英太&ミケも、耀元さんと捨て猫たちも、2月22日に「にゃんにゃんにゃん」でSSをUPしたかったなあ・・・。間に合わなかったの!槌屋愛が止まらない方もおられますし~。槌屋と捨て猫とか(笑)何でも拾う槌屋補佐wwwボランティアでゴミ拾いもします。←しません!

   日高千湖

ランキングに参加しております、良かったらポチッと押してやってください♪
   ↓
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村  
携帯電話の方はこちらを押して頂けると嬉しいです♪
   ↓
ブログ村 BL・GL・TLブログ
ありがとうございました! 
関連記事
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

日高千湖

Author:日高千湖
日高千湖のBL小説ブログへようこそ♪

こちらはオリジナルBL小説ブログです。BLという言葉なんて知らない、嫌悪感を抱くとおっしゃる方は回避願います。

旧ブログ『薄き袂に宿る月影』をご愛顧頂きました皆さまには、ご迷惑をお掛けしております。

旧ブログ内で公開しておりました作品につきましては順次こちらでも公開して参ります。また、旧ブログで公開中の作品は今のところそのまま残しておりますが、こちらへは改稿した上でUP致します。こちらへ移転後は旧ブログでの公開は見合わせたいと思いますのでご了承下さいませ。

左上の【Sitemap】をクリックして頂きますと過去3ヶ月の更新記事がお読みになれます。お久しぶりの方、読み逃がした方はこちらが便利です♪

サイトマップ代わりに【目次と登場人物紹介】というカテゴリを作成しましたので、そちらをご利用下さい。

★拙作ではございますが、著作権は放棄しておりません。お持ち帰りはご遠慮願います。

★大変お手数ではございますが、リンクをご希望の方はコメント欄にてお知らせ頂けると嬉しいです♪よろしくお願い致します。


ランキングに参加しております。良かったら押してやって下さい!
  ↓

にほんブログ村


ありがとうございました!

★尚、拍手コメントくださいました方へのお返事は、コメントを頂いた記事のコメント欄にて書かせて頂いております。ご確認下さいませ★

では、ごゆっくりどうぞ♪

最新記事
カテゴリ
最新コメント
FC2カウンター
リンク
QRコード
QR
フリーエリア